2025年春ドラマ『対岸の家事』がスタートし、話題を集めていますが……
一部では「なんだか共感できない」「専業主婦の描き方に違和感がある」との声も。
仕事と家庭のバランス、見えない家事のプレッシャー、夫婦間のすれ違い――。
“主婦”という言葉の重みは、立場によって見え方が変わるもの。
この記事では、『対岸の家事』で描かれる専業主婦像についてSNSのリアルな反応をもとに深掘り。
なぜ共感されないのか?本当にズレているのか?を考察していきます。
『対岸の家事』ってどんなドラマ?
『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』は、朱野帰子さんの同名小説を原作としたTBS系火曜ドラマ。
専業主婦、ワーママなど立場の違う子育てに奮闘する人たちの“日常”と“本音”がリアルに描かれています。
あらすじ
専業主婦の誌穂(多部未華子)は、1児のママであり専業主婦。
自分は「2つのことを同時にできない」と感じて専業主婦として育児や家事に向き合う一方、社会から置いてけぼり感を感じずにはいられませんでした。
隣りに住むワーママ礼子(江口のりこ)から「専業主婦は絶滅危惧種」と揶揄されてしまいます。
専業主婦としての葛藤、ワーママの絶望感など、家事・育児・キャリアに悩みながらも、それぞれの「自分らしい生き方」を模索する女性たちの姿が描かれていきます。
主な登場人物
- 誌穂(多部未華子)
専業主婦。家事も育児も全力投球だけど、どこか専業主婦に不安を抱いている。 - 礼子(江口のりこ)
バリバリのワーママ。仕事と育児の両立に悩み絶望する。 - 虎朗(一ノ瀬ワタル)
誌穂の夫。夜遅くまで働いている。 - 中谷(ディーン・フジオカ)
厚生労働省で働いているエリート官僚。現在育休中。
共感できないと言われる理由
①“専業主婦=のんびり”というステレオタイプ?
SNSで特に多く見られるのが、「専業主婦像がちょっと極端すぎない?」という意見。
詩穂の描写に対して「優雅すぎる」「子どもがいたらあんなにきれいに出来ない」といった声も見受けられます。
②育児や家事に対する“戦い方”がリアルじゃない?
詩穂が周囲と衝突する場面や、育児の悩みをなかなか人に相談できず抱え込んでしまう姿に「もうちょっと工夫すれば…」「そんなに孤立するかな?」と疑問を持つ視聴者も。
特に、育児コミュニティやママ友との関係構築が描かれないことで、現実味が薄くなっているという指摘もあります。
③「対岸」の人物たちが極端すぎる?
“対岸”にいるキャラとして登場するワーママや育休中のパパたちも、それぞれ個性が強すぎて「ちょっと現実離れしてない?」という声も。
理想化された「正解ママ」と「ダメな主婦」の構図が際立ちすぎていて、視聴者にとっては「これはフィクション」と割り切るしかない、という感覚になってしまう場面もあるようです。
専業主婦の描き方に違和感?SNSの反応をチェック!
共感の声:「分かる、こういうプレッシャーある」
専業主婦もワーママも両者のツラさをよく描けてる!
子どもと遊んでると時間が永遠に感じるのわかる~
会社員ワーママがものすごくリアル…
見てて辛くなった
ワーママも専業主婦も経験してるからどちらの気持ちもめちゃくちゃ共感した!
モヤモヤの声:「リアルと違う」「なんかズレてる」
専業主婦VSワーママの構図が見ててツラい。
専業主婦は孤独がツライんじゃない!
24時間子どもと2人なのがツライんだよ!
「専業主婦は時間だけはたっぷりある」
ってセリフすごいムカついた
専業主婦がみんなあんなに家事が得意と思わないでほしい
子どもが居てあんなにきれいな部屋は保てない!
まとめ
ドラマが映すのは一面だけ。現実には十人十色の暮らしがありますよね。
自分と違う人を敵対視するのではなく、お互いを認めあえる社会になれば素敵だと思います。
また、子育てとキャリアを両立させたいワーママに、もっともっと優しい社会になってほしいです。
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