こんにちは、さにぃです。
今回は私が退職に至った経緯をお話したいと思います。
私は長年フルタイム勤務で働いた会社をこの春退職しました。
働いているときは毎日過度のストレスを抱え、仕事・育児・家事をなんとかこなしていました。
でも13年目のある時「あ、もうダメだ…。仕事辞めよう」と思う出来事が。
そしてものすごく悩んだ末に退職することになりました。
あんなに悩んだけれど、退職した今は「本当に辞めて良かった」と心から思っています。
今、私と同じように退職するか悩んでいるママへ私の経験が何か少しでも役に立てば幸いです。
フルタイムワーママの退職経験談
大学卒業後、初めて勤めた会社で13年間働いてきました。
正直何度も何度も辞めたいと思いつつ、辞める勇気もなく働き続けてきました。
そんな私が退職を決意した経緯をお伝えしていきます。
職場の人間関係が苦痛で仕方なかった
長年勤めてきた中で特に頭を悩ませたのが人間関係でした。
私の勤めていた会社は給与や福利厚生はしっかりしていたのですが、本当にクセのすごい人の集まり。
元々は普通の人もこの会社で勤めているうちに段々とモンスター化していく…
と言った方が良いのかもしれません。
人間関係はどこの会社でも問題になることだと思い、多少嫌なことがあってもグッと堪えて耐えてきました。
でも、ある日心がポキッ…と折れてしまったんです。
これまでも泣きたくなる程つらいこともたくさん経験してきたし、帰宅中の車の中でストレスを叫びながら帰ったこともありました。
くそばばぁーーーー!!!
と車内で叫びながら帰宅したことも…
今思えばカオスです(笑)
それでも心が折れることはなかったのに。
ポキッって折れる時は突然やってくるようです。
育休明けの復職後。心機一転のはずが…
3度目の育休を終え、復職後異動により新しい業務に就くことになりました。
これまでと全く違う業務で新しく覚えることばかり。
始めは「心機一転頑張るぞ!」
と意気込んで毎日一生懸命取り組んできました。
しかしこの時、産休取得者が複数いて完全な人手不足状態。
1日が一瞬で終わるような感覚の毎日。
産休代替を取ってほしいと申し出ましたが会社は人材補充はしてくれませんでした。
それに加えて、異動により初めて取り組む業務であっても上司は
もちろん知ってるでしょ?
というスタンスで仕事を振ってきます。
いや、正直わからないことだらけ。
でも「わかりません..」と答えるのが悔しくて。
頑張って色んなことを覚えてきましたが残念ながら日々の仕事量が多すぎて、それを深く調べたり、自分のものにするまで行きつきませんでした。
息切れしてしまう
正直自分で言うのもおこがましいですが私は仕事が出来る方でした。
お客様からも信頼が厚く
- さにぃさんに言えば安心
- さにぃさんが担当で嬉しい!
- さにぃさんは若いのに仕事が出来るね
- ○○会社のさにぃさんはすごいって聞いています。
など嬉しいお言葉をたくさんいただくことがありました。
顧客から信頼があることや効率的に物事を進めるのが得意だったので、今後有望な人材だったそうです。
でも息切れしてしまったのです。
これまでは余裕でこなせていた仕事が上手く回せないことも悔しくて。
なんだが自分の力量が不足してしまったような、物覚えが悪くなったような。
責任感が強いので仕事も家庭も中途半端に投げ出すことも出来ず、相談できる同僚も(産休中で)居なくて1人で抱え込んでしまいました。
すると一気に苦しくなってしまい毎日会社に行くのが本当に憂鬱に。
朝から大きなため息が止まらず、家では笑っていたいのにストレスで暗い表情で帰宅してしまうことも。
でも会社ではそんな雰囲気を出すこともできず、いつもと変わらない様子で過ごしてしまいます。
会社で弱音がはけないタイプです。
なので退職を申し出た時も上司たちは驚き慌てていました。
誰も私の心が病んでいるなんて思いもしなかったようです。
子どもの発熱に対応できない罪悪感
また、もう1つの大きな原因が子どもの発熱です。
これは小さなお子さんを持つお父さん、お母さんなら誰しもが経験をしてきたこととは思います。
私も上の子の時は子どもが発熱するたびに仕事を休ませてもらって対応してきました。
3人目も小さな体で保育園に通い始めると当然体調を壊します。
何度も休みをもらいました。
そのたびに
また休むのか…
申し訳ない…
という気持ちが沸き上がってしまいます。
別に会社の誰からも
度々仕事を休まれると迷惑!
なんて言われたことはありません。
でもどうしても休むことに申し訳なさを感じてしまうのです。
また旦那と仕事の都合がつかず、どちらが休むか…で険悪になることも避けられませんでした。
キツイ思いをしているのは幼い子どもなのに、子どもの体調を1番に考えてあげられないことが何よりも罪悪感でした。
子どもが高熱でも休めない仕事
極めつけは、1泊2日での県外出張。
人手不足のため、通常ならば2人で行く出張も今回は私1人で臨まなくてはいけませんでした。
そんな日に限って子どもが40℃を超える発熱…。
出張をキャンセルすることは出来ず子どものことは旦那がみてくれていましたが、現地までの2時間電車に揺られながら
一体私はなんのために働いてるんだろう…
苦しい思いをしてる子どもの傍にいてあげられないなんて…
とどんどん暗い気持ちになってしまいました。
小学校に上がってしまえば発熱することなんてほとんどなくなるし、今だけなんだろうけど今がとっても苦しくて。
そうして悩んだ末に退職を決意しました。
職場の人間関係は何よりも悩みの種
今回息切れしたのは仕事のことも大きかったけどやっぱり人間関係も大きな要因です。
13年勤めてきたのでこれまでも色んな人が入って、そして辞めていきました。
色んな人が居ます。
でも今のメンバーが今までで1番雰囲気が良くない。
そして良くない人たちが残ってしまいました。
臨時職員という、役職としては正規職員よりも下の立場になる人たちですが強烈に強い。
スーパーなどでも『店長よりパートのおばちゃんの方が強い』なんて話を聞いたりもしますが、本当にそれ。
自分たちのことを散々棚に上げて職員や会社の文句ばかり言い、ヒソヒソと常にだれかの陰口を言っている。
そのくせ仕事に関しては急に「私は臨時職員なので」と都合のいいことを言って、限られた極々少ない仕事しかしない。
この態度にもうずっと呆れてきました。
会社にも何度も申し出をしてきましたが、上司たちも手に負えず放置状態。
それでも諦めず戦ってきましたが、一向に変わらない会社のやり方にうんざりしてしまったのも原因の1つです。
一時期は
あんなおばさんたちに負けてたまるか!!!
と極度のストレスの中でも必死に食らいついてなんとかやっていましたが、心が弱ってしまってはそんなパワーも出てきません。
負けるってなんだろう…?
ここでストレス過多の状態で頑張り続けることが勝ちなのか?
と自問自答を繰り返しました。
でも『人生1度きりなんだからここで耐え忍ぶ必要はない。私には仕事以上に大切にすべき家族がいる』
とやっと気持ちを固めることができました。
退職願提出
ここまで決意が固まってようやく退職届を出すことができました。
これまで長年辞めたいけど勇気が出なかったけど、いざ決心してしまえばあとは早かったです。
退職3ヶ月前に打診
「退職を考えている」
という相談スタンスだと絶対引き留められてしまう…
と思ったので、絶対に辞める!
という決意を持って「退職願」を直属の上司に提出しました。
突然すみません。
これ…(退職願を差し出す)
退職させてください。
えっ!?!?
というような驚きを見せていましたが、すぐに更に上の上司へ報告へ行きました。
そこから上司1、上司2、上司3と3度面談を受け
なんとか考え直してもらえないか?
原因は何?
改善できることは改善します
今後この会社にとって、さにぃさんは必要な人材なんです
などたくさん引き止めを受けました。
引き止めには強い心でお断りする
その引き止めを断るための決意を持って退職願を出したんです。
こんなに引き止めてくれるとも思っていなかったので、少し情に流されそうになりましたが
会社に非があるわけではありません。
新しいことに挑戦したいんです。
と説明したところ
それを言われたらもう引き止めできないね…
とやっと認めてもらえました。
最後に
退職願を受理するまで少し時間をください。
いつでも取り下げるのでもう少し考えてみてください。
とお願いをされましたが私の心は変わりませんでした。
まとめ:退職を決意できて本当に良かった
とにかく悩んで決断した退職でしたが、1番大切にしなくてはいけないのは自分自身です。
自分の心を壊してまで働く意味なんてありません。
まさか自分の心が壊れるなんて思ってもみませんでした。
色んなことが積み重なって、ポキッと折れる時は一瞬です。
もしも今仕事に行くのがつらくて悩んでいる方がいらっしゃったら、思い切って退職という選択肢も視野に入れてみてください。
きっと心が軽くなると思います。
私の退職経験談をお伝えしましたが、最後にこれだけ言わせてください。
退職してからの毎日、マジ最高!!
☆おまけ☆
退職してからめちゃくちゃ時間に余裕ができたので大好きなドラマやアニメに時間を使えるように(感動!)
1人時間に浸れるって控え目に言って最高~~~!
今はサブスクで好きな番組が好きなだけ見れる時代。
これまではレンタルショップに通っていたけど、全部おうちで完結!
私は大好きなアイドルの番組を見まくって過ごしています(笑)
あなたは自分の自由時間に何したい??
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