2025年10月7日（火）夜10時から放送スタートのカンテレ・フジ系ドラマ『娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか』。
齊藤京子さん＆水野美紀さんのW主演。
原作は同名漫画で、既に完結済みということもあり「ドラマはどんな最終回になるの？」と注目が集まっています。
物語のテーマは“復讐”。
愛する娘を亡くした母が、整形によって別人となり、ママ友グループへ潜入──。
静かに、そして狂気的に進む復讐劇の行方に、SNSでは放送前から「絶対に見逃せない」「原作読んで震えた…」と話題になっています。
この記事では、
原作漫画の結末をネタバレありで紹介しつつ、ドラマ版の最終回がどう描かれるのかを徹底考察していきます。
ドラマ『娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか』概要
2025年10月7日（火）スタート、カンテレ・フジテレビ系 火曜よる10時枠の新ドラマ
『娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか』 は、愛する娘を亡くした母が“整形によって別人になり、復讐に挑む”という衝撃のストーリー。
主演は齊藤京子（篠原レイコ役）×水野美紀（篠原玲子役）のW主演。
同一人物を25歳と55歳で演じ分けるという挑戦的な設定で、放送前からSNSでも話題に。
物語の舞台は、娘・優奈をいじめた“ママ友グループ”。
玲子（水野美紀）は絶望の末、自ら命を絶とうとするが──、
整形によって若返り、レイコ（齊藤京子）として新たな人生を歩み出す。
目的はただひとつ。「娘の命を奪ったヤツらへの復讐」。
ママ友たちとの再会、隠された真実、そして予想を裏切るラスト──。
“誰が本当の悪なのか”を問いかける、心理サスペンス要素の強い作品になっています。
主なキャスト
篠原レイコ（25）／齊藤京子
篠原玲子（55）／水野美紀
ママ友グループ：新川優愛、峯岸みなみ、香音、小林きな子
ボスママの夫：竹歳輝之助
成瀬（謎の青年）／白岩瑠姫（JO1）
齊藤京子さんと水野美紀さんが“同じ人物を演じる”設定は、ドラマ界でも珍しく、演技面でも注目が集まっています。
白岩瑠姫さんの“謎の青年・成瀬”も、原作にはいないオリジナルキャラとして物語を大きく動かす存在になりそう。
原作漫画『娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか』ネタバレ
物語は、篠原玲子が愛娘・優奈を亡くしたところから始まります。
きっかけは、幼稚園での“ママ友いじめ”。
誰も助けてくれず、最終的に優奈は命を絶ってしまいます。
絶望の中、玲子は加害者であるママ友グループの存在を知りますが、彼女たちは何事もなかったように笑って暮らしていました。
「娘を殺したやつらが、何も罰を受けないなんて──」
そう思い詰めた玲子は、“全身整形”という手段を選びます。
整形して別人「レイコ」として復讐開始
玲子は全身整形を受け、“25歳のレイコ”として別の人生をスタート。
元の顔も名前もすべて捨て、かつて娘を追い詰めたママ友たちに近づいていきます。
レイコは完璧な笑顔と若さを武器に、ママ友たちの中へ少しずつ入り込み、“ある秘密”を握った人物を探りながら、一人ずつ精神的に追い詰めていきます。
ラスボス沙織による夫の裏切り
優奈にとって、最愛の夫は唯一の支えだった。
幼稚園でママ友・沙織たちから執拗ないじめを受けながらも、「家族がいるから大丈夫」と自分に言い聞かせ、必死に耐えていた。
しかし――その“支え”さえも、沙織の手によって奪われてしまう。
優奈を追い詰めるボスママ・沙織は、夫との不倫関係を暴露。
信じていた夫が、自分を苦しめてきた張本人と肉体関係を持っていたのだ。
あまりに残酷な真実を突きつけられた優奈は、絶望の末に、投身自殺を図ってしまう――。
復讐の連鎖、そして衝撃の真相
沙織の夫である議員が選挙演説を行うその日、レイコは決意の時を迎える。
これまでの夫と沙織の数々の悪事を、公の場で暴露することで、ついに復讐を果たすのだ。
しかし、心は晴れない。
どんなに正義を示しても、最愛の娘・優奈はもう戻ってこない――。
全身整形で25歳の姿となったレイコは、再び整形を受け、55歳の元の玲子に戻る。
その後は、里親となった子どもたちと共に、虐待に苦しむ子どもたちを支える活動に力を注ぎ、静かに余生を過ごすのであった。
ドラマ版の最終回はどうなる？
原作では完全に復讐を遂げた後、新たな人生をスタートするという形で物語が幕を閉じますが、ドラマではどうなるのでしょうか。
まだ白岩瑠姫さん演じる成瀬というオリジナルキャラがいるため、最終回でレイコの運命がどう描かれるか、原作とは異なる展開が期待されています。
予想1. 原作に寄せた最終回
公の場で加害者や関係者の罪を暴露
→復讐は“完遂”するが、主人公は実際に手は下さない
→再び全身整形により元の玲子に戻り、虐待被害の子を支える活動で余生を過ごすというラスト。
原作のテーマ（赦しと再出発）を尊重。
原作通りのラストにすることで、原作ファンの希望も実現。
暴力肯定にならない落とし所。地上波のカラーにもマッチすると思われる。
予想2. ダーク路線
主人公が直接的に手を下す復讐を実行。
→事件化して逮捕、裁判へ
→娘を殺された母親の感情を法がどう裁くのか、ギャップを描く重厚なラスト。
復讐の代償と“正義の限界”を強烈に見せ、重い余韻を残す可能性。
予想3. 黒幕が別にいる（ミステリ化）
ラストで別の人物（想定外の第三者）が黒幕だと判明
→ママ友たちの“被疑”が誤認だったことが明らかになり、倫理的衝突が起きる。
原作とは異なるドラマオリジナルの緊張感を作れる。
白岩瑠姫演じる“成瀬”などのオリジナルキャラを活かしたミステリ展開にも期待。
予想4. 修復・再生エンド
ラスボスである加害者が懺悔・心の変化を見せ、玲子が許しを下す結末。
最後は小さな和解の兆しあり？
涙と救いを求める視聴者向けではあるが、娘を殺されて許すのは現実的ではない…？
まとめ：母の愛が導く“復讐”の結末とは
ドラマ『娘の命を奪ったやつを殺すのは罪ですか』は、ただの復讐劇ではありません。
そこに描かれているのは、理不尽な社会の中で傷つきながらも、母として愛を貫こうとする女性の生き様です。
原作では、すべてを失った母・玲子が「復讐」を終えたあとも苦しみ続け、最終的には不幸な子どもたちを支えて新たな人生を生きていくという結末を迎えます。
しかし、ドラマ版では玲子の心情をより丁寧に描くと同時に、「娘を想う母の愛が、復讐を超えて誰かを救う」という希望の物語になる可能性も。
どんな形であれ、視聴者が彼女の痛みと決意に共感し、「もし自分だったら――」と問いかけられる、深い余韻を残すラストになりそうです。
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